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%、スギナ 0.01%、ヒメゾソ 0.01%)をもとに優占種を決定する方法について述べる。出現種数が4種の場合、優占構成種モデルとしては、1種優占(第一位種の相対優占度が100%でそれ以外は0%)、2種優占(第一位と第二位の種の相対優占度が50%でそれ以外は0%のモデル)、3種優占(第一位から第三位までの3種の相対優占度が33.33%でそれ以外は0%)、4種優占(第一位から第四位までの4種の相対優占度が25%でそれ以外は0%)の4つの場合があり、それぞれの場合との偏差を計算すると以下のようになり、偏差が一番小さいのは1種優占の場合であり、このプロットはヨシ1種優占でヨシ群落と名付けられる。この場合は出現種数が4種なので4種優占モデルまでの場合について計算したが、出現種数が多い場合には同様に行なっていく。

 

一種優占
100% (100−91.66)2=69.56
0% (0−8.32)2=69.22
0% (0−O.01)2:0.0001
0% (O−0.O1)2=0.0001
100% 138.78

 

二種優占
50% (50−91.66)2=1735.56
50% (50−8.32)2:1737.22
0% (0−0.01)2=0.0001
0% (0−0.01)2=0.0001
100% 3472.78

 

 

 

 

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